妊娠初期のトラブル つわり(妊娠悪阻)
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つわりは治療できる!? |
現代医学では“つわり”の原因は、
「妊娠期のホルモンの変動やストレスによるもの」とされています。
そのため、つわりの苦しみは“仕方ない”もの…といった印象が強く、

『つわりはガマンするもの・耐えるもの・・・』
『つわりに有効な対処法はない・・・』
といった意見が多いのが実情です。
しかし東洋医学の産婦人科には、つわり改善・つわり治療の方法があります。
鍼灸・漢方では、つわりはガマンするものではありません。
つわりの体質・特徴を分析し、その原因をしっかりとケアすれば
つわり体質を改善・治療できます。
つまり、つわりは軽減させることが可能な症状なのです。
特に“重いつわり”や“長期間に続くつわり”は、妊婦さんにとっても苦しいですが、
赤ちゃんにとっても負担が大きいものです。
妊婦さんが苦痛に感じる症状を、耐えるのではなく、
つわりの苦しみを少しでも軽く減らしていくこと…そのほうが良いですよね!

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治療対象となる“つわり(悪阻)症状” |
つわりと言えば、次のような症状が多く見られます。
胃のむかつき・不快感
食欲不振
空腹になると起こるムカムカ
食べないと気持ち悪い…が、食べても気持ち悪い
吐き気
嘔吐
唾液の質が変わる
口の中が気持ち悪い・ネバネバする
味覚異常
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これら症状は、次のつわりの種類に分類できます。
1、吐きつわり
2、涎(よだれ)つわり
3、食べつわり
東洋医学では、この3つのつわり種類には、
それぞれ症状の違いがありますが、
体質的には、ある共通した点があります。
その各つわりの共通点を次に紹介しますね、
ちなみに、以下の2つの“つわり”は原因体質が上の3つとは異なります。
4、眠りつわりについて詳しくはこちらをご覧ください。
5、後期づわり…妊娠後期に再び起こるつわり症状です。
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東洋医学で診る“つわり体質”の種類と症状 |
東洋医学のつわり体質には、2種類あります。
“上実下虚(じょうじつかきょ)体質”と“水毒(すいどく)体質”の2つです。
1、上実下虚(じょうじつかきょ)体質の方には、このような症状が見られます。
吐き気
嘔吐
めまい
耳鳴り
頭痛
イライラ
臭いに敏感
ノドの詰まる感じ
→ノドの詰まり症状でお悩みの方はコチラも参考にしてください
ストレスの蓄積を感じる
食欲の亢進・つい食べ過ぎてしまう。
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2、水毒(すいどく)体質の方には、このような症状が見られます。
吐き気
嘔吐
唾液過多
口の中が粘つく
胃のもたれ感・胃のむかつき
頭痛・頭が重い
身体の倦怠
浮腫(むくみ)
ノドの詰まり感・痰がつまる感じ
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これら2つの体質が互いに結びつくことで、ガンコなつわり症状が現れます。
しかし、これらのつわりの原因体質はプレママ鍼灸で改善可能です。
当院プレママ鍼灸ケアでは、単なる“つわり症状”としてではなく、
つわり症状の原因を体質レベルにまでさかのぼって、診断・鍼灸ケアを行います。
より細かく、より詳しく体質を把握することで、
つわり症状の軽減・体質改善の効き目が大きく変わるのです。
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ガマンしないで“つわり苦しみを軽減!”
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当院のプレママ鍼灸ケアでは、つわりはガマンするものではなく、
対処・改善することが可能な症状としてみています。
つわりの体質によって、使うツボ(経穴)を選び、
使うツボの組み合わせ(配合)・ツボへの刺激調節は当院独自の技術です。
その結果、他ではみられない妊婦さんへの治療経験が豊富となっております。
また、鍼灸ケアだけでなく、どのような生活習慣に気を付ければ
“つわり”は軽減もしくは解消されるのか・・・といったアドバイスも行っています。
つわりにお悩みの方は・・・ぜひ当院のプレママ鍼灸ケアをお試しください。
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妊婦さんなので、マイルドな治療を行います。 |
治療に来られる妊婦さんのほとんどは妊娠初期~中期。
つまり安定期に入っていない状態です。

『そんな時期に鍼灸治療して大丈夫なの?』
こんな不安もあるはずです。
ご安心ください。
あなたの体の状態をしっかりと見極めた上で治療を決めさせていただきます。
体質的に弱っていている妊婦さんには、その体質に応じて
鍼灸の刺激を微調整いたします。
最優先するのは安胎効果・・・
お腹の赤ちゃんの安全・妊娠の安定をなによりも大事に治療いたします。
デリケートな体質の方に用いる“刺さない鍼”も用います。
※この“刺さない鍼”は赤ちゃんの治療にも使うくらい
軽くてソフトな刺激を人体に与えることができます。
鍼灸治療に慣れていない方でも安心して治療を受けていただくことができます。
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